現場の声

作業所職員として働く魅力3選『働く中でたくましく』を合言葉に

ながた君

障害者作業所で働いている人に
仕事の魅力を聞きたいな

ちゃっぴー

10年以上、障害者福祉の現場で働く僕が
作業所の魅力を解説します

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

今回は作業所職員として働く魅力についてお話しします。
毎日、障害のある方(知的障害・自閉症など)の支援をしている僕ですが
その中で感じる作業所で働く魅力は、たくさんあります。
働く中でたくましく』をテーマにしている障害者作業所。
今回は、10年以上、現場で働く僕が感じる、作業所職員として働く魅力を3つのポイントに絞ってご紹介します。

作業所とは?

まず、作業所って何?と思う人もいるかもしれませんが
業所は成人の障害のある方が働く場所ことを指します。
パンを作って販売してる作業所が特に有名ですが、公園の掃除や下請けの仕事、喫茶店の運営など作業所によって様々な仕事が行われています。
それぞれの作業所が特色を持っており、利用者さんたちは自分に合った仕事を見つけることができるんです。

ちゃっぴー

職員も前職での経験を活かして
働いている方が多くいますよ

作業所の魅力① 笑顔が溢れている

僕が支援している方々は知的障害のある方が主です。
皆さん本当に気持ちがまっすぐで、その純粋さが行動に現れます。
仕事をする中で困難に直面したときにも、一生懸命に取り組む姿勢が見られます。
どうすれば出来るか職員も一緒に考える中で試行錯誤しながら取り組む事が
成功したときの喜びに繋がり、その瞬間の笑顔は本当に輝いています。
そんな方々と関わっていると、毎日笑いが絶えません
忖度ない言葉を投げかけてくる利用者さんや表情豊かな利用者さんなど
十人十色でステキな方がたくさんいます。
そんな人達と仕事をしている中で、一日に何度も大笑いすることがあります。
心から笑うことが出来る職場なんて、なかなかないですよね。
笑顔が溢れている環境で働くことは、自然と元気になれる秘訣です。
利用者さんの笑顔には、不思議な力があります。
彼らが笑うことで、支援者の疲れも一気に吹き飛びます。
毎日の仕事が大変なこともありますが、その笑顔を見ることで「また頑張ろう」と思えるんです。
笑顔が溢れる職場は、心の健康にも良い影響を与えますし、チーム全体の雰囲気も明るくなります。

ながた君

笑うことが出来る環境って大切だね

ちゃっぴー

僕は転職して作業所で働き始めましたが
こんなに毎日笑うことが出来て幸せだな、と感じています

作業所の魅力② 日々成長できる

利用者さんたちは日々、懸命に、そして純粋に生きているんです。
そんな彼らの願いや思いを理解して、どんな支援が必要なのかを考えることは、支援者としての成長に繋がります。
利用者さんが新しいスキルを習得しようと努力している姿を見ると、わたし自身ももっと頑張ろうという気持ちになります。
また、支援する側としても新しい支援方法を学び、実践することで、スキルアップが図れます。
『発達保障』という考え方があって、これはどんなに重い障害があっても発達の道筋を辿るという意味なんです。
一人ひとりの願いや要求を尊重して、その人が自分の人生の主人公として過ごせるようにサポートすることは、自分自身の成長にも繋がります。
支援者として日々成長を感じる瞬間は、利用者さんが自分の力で何かを達成したときです。
初めて一人でパンを焼き上げたときや、自分の意思で行動を選んだときなど
その成長の瞬間に立ち会えるのは本当に感動的です。
その成長を見守ることで、自分ももっと成長したいと感じるんです。

ちゃっぴー

毎日、新しい発見があって
刺激的ですよ

作業所の魅力③ 協力し合える仲間と出会える

わたしが働く作業所には約40名の利用者さんが通所していて
職員はパートさんを含めると30名ほど在籍しています。
4つのグループに分かれ、それぞれのグループが異なる障害の程度や年齢に応じた仕事内容を行っています。
支援者一人ではできないことも、仲間と協力することで実現できることがたくさんあります。
例えば、ある利用者さんが新しい仕事に挑戦するとき、支援者同士が情報を共有し、協力してサポートします。
その過程でお互いに意見を出し合い、最適な支援方法を見つけていきます。
利用者さんのことを一緒に話し合い、実践していく中で、支援員同士の絆は深まります。
苦労や困難を乗り越えた先には、共に喜び合える達成感があります。
仲間との協力は、利用者さんにとっても大きな支えになります。
ある利用者さんが新しいスキルを習得するとき、その過程で仲間が応援してくれることで、自信を持つことができます。
支援者同士のコミュニケーションが円滑であることで、利用者さんへの支援もスムーズに進みます。

ながた君

チームワークが大切なんだね

ちゃっぴー

福祉の現場で働く人は
いい人が多いですよ〜

具体的な仕事内容

ながた君

働く中でたくましくか〜
利用者さんはどんな仕事をしているの?

ちゃっぴー

利用者さんの仕事をいくつか紹介します
職員は利用者さんの仕事の支援をしています

パン作りとお菓子作り

パン作りやお菓子作りは、特に人気のある作業です。
利用者さんたちは、毎朝早くからパン生地をこねたり、焼き上がりを見守ったりしています。
このような仕事は、集中力や手先の器用さを養うのに最適です。
パン作りの過程では、計量や時間管理など、様々なスキルを学ぶことができます。
利用者さんが自分で作ったパンが販売され、多くの人々に喜ばれる瞬間は、支援者としても感動的です。
パン作りの工程では、利用者さんそれぞれが役割を持ちます。
材料を計量する人、生地をこねる人、焼き上がりを確認する人など、それぞれが自分の役割を果たしながらチームワークを発揮します。
このプロセスを通じて、協力する大切さや責任感を学ぶことができます。

清掃業務

公園の清掃やビルの清掃業務も行われています。これらの仕事は、利用者さんが地域社会に貢献している実感を得られるため、非常に意義のある仕事です。
清掃業務を通じて、他の人々とコミュニケーションを取る機会も増えます。
地域の方に「ありがとうね」と言われた時など、利用者さんはとても嬉しそうな表情をうかべるので、支援している僕たちも誇らしくなります。
清掃活動を通じて、利用者さんは責任感や達成感を感じることができ、社会参加の意識が高まります。
清掃業務では、利用者さんが自分たちの作業で環境をきれいにすることで、達成感を得ることができます。
清掃することでキレイになる過程は視覚的にも分かりやすく、
利用者さんがやりがいを持って働く事が出来る仕事です。

手芸品の制作

手芸品の制作では、利用者さんたちが一つ一つ心を込めて作品を作ります。
これらの作品は、バザーや地域のイベントで販売され、多くの人々に喜ばれています。
手芸品作りは、創造力を発揮できる貴重な機会です。細かい作業を通じて集中力や忍耐力も養われます。
利用者さんが自分の作品を誇らしげに見せる姿を見ると、支援者としてのやりがいを強く感じます。手芸品の制作では、利用者さんが自分のアイデアを形にする楽しさを味わえます。季節に応じた作品を作ったり、新しいデザインに挑戦したりすることで、創造性を発揮する機会が増えます。作品が売れたときの喜びは、利用者さんの自信にも繋がります。

ながた君

自分がしたい仕事をしてる作業所を探して
支援するのもいいかもね

作業所での一日

ちゃっぴー

僕が働いていた作業書の1日を
紹介します

作業所での一日は、利用者さんたちが規則正しい生活を送れるよう、計画的に進められます。
午前中は体操や軽い運動で始まり、午前中はそれぞれの仕事に取り組みます。
朝のミーティングは、利用者さんが1日の見通しを持ったり目標を確認し合う場になっています。
体操や軽い運動は、体を目覚めさせ、一日のスタートを切るのに最適です。
昼食は施設によって厨房で作ってくれたり弁当を食べたりします。
私が働いていた作業所は厨房で給食を作っており、熱々のご飯を利用者さんは楽しみにしていました。昼食後は、リラックスできる時間を設けたり、午後の作業を行ったりします。
リラックス時間には、音楽を聴いたり、おしゃべりを楽しんだりすることもあります。
午後は障害状況や年齢によって仕事をしたり身体の取り組みを行っています。
夕方には、その日の成果を振り返り、次の日の準備をして一日を終えます。
このような日々のサイクルは、利用者さんにとっても安心感をもたらし、生活リズムの安定に繋がります。

利用者さんの声

利用者さんたちからも、作業所での生活について多くの声が寄せられています。

  • 「仕事を頑張って給料をたくさんほしい。」
  • 「仕事楽しいよ。」
  • 「自分が作ったパンが売れると、とても嬉しいです。」

こうした声を聞くと、支援者としてのやりがいを強く感じます。
利用者さんが自分の仕事に誇りを持ち、生き生きと過ごしている姿を見ると、支援の意義を改めて感じます。

ちゃっぴー

利用者さんの笑顔が
一番のやりがいです

支援者の声

支援者の方々からも、作業所で働くことの魅力について多くの意見があります。

  • 「利用者さんの成長を間近で見られるのが嬉しいです。」
  • 「困難を乗り越えたときの達成感は格別です。」
  • 「毎日が新しい発見と学びの連続です。」

こうした支援者の声を通じて、作業所の魅力がさらに伝わることを願っています。
支援者同士が助け合い、成長し合える環境は、働く上での大きな支えとなります。

ながた君

利用者さんと一緒に
自分も成長できるんだね

最後に

作業所での仕事は、確かに大変なことも多いですが、それ以上に得られるものがたくさんあります。利用者さんの笑顔、成長、そして支援者同士の絆。
これらすべてが、作業所で働く魅力です。
ぜひ作業所職員として新しい一歩を踏み出してみませんか?
きっと、素晴らしい経験が待っていますよ。
作業所職員として働くことに興味が湧いた方は、ぜひ転職サイトをチェックしてみてください。
きっと、あなたにぴったりの職場が見つかりますよ。

ちゃっぴー

一度働くと魅力にどっぷり
はまります!