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障害者福祉の仕事に就く前に
自分に向いているか知りたいな
向いている人の特徴は以前、お伝えしたので
私が10年以上働いた中で共通する、辞める人の特徴を
お伝えします
障害者福祉の仕事に興味がある方に向けて、働く前に知っておくべき「辞める人の特徴」についてお話しします。福祉の現場で働くのはやりがいがある一方で、様々な理由で辞めてしまう人も少なくありません。これらの理由を事前に知る事で、自分に向いているのか理解した上で働くことが出来ます。この記事では、辞める人の特徴を詳しく掘り下げ、具体的な対策についても触れていきます。
まず障害者福祉の仕事とは、障害を持つ人々の日常生活をサポートし、彼らの生活の質を向上させるための支援を行うことを指します。これには、日常的な介護やリハビリテーション、生活指導など多岐にわたる業務が含まれます。
障害者福祉の仕事に就く人々が直面する一般的な問題について、体力的・精神的な負担、コミュニケーションの難しさ、報酬や待遇への不満などが挙げられます。これらの問題が、仕事を続ける上での大きな障壁となることがあります。
僕が10年以上働いた中で、障害者福祉の仕事を辞める人の特徴として「真面目すぎること」「職場環境の問題」が大きいと感じています。これらの特徴がどのように影響するのかを詳しく書いていきます。
真面目すぎること
真面目なことは良いけど、真面目すぎる人は
辞めていってます
真面目すぎることが原因で仕事を辞める人は、以下のような特徴を持っています。
自己犠牲的な働き方
真面目な人は仕事に対して強い責任感を持ち、常に全力を尽くそうとします。実際に辞めた人の中には、休みの日でも仕事のことを考え、問題があればすぐに対処しようとした結果、過労やストレスが蓄積し、体調を崩す人がいました。休みの日に利用者さんが体調不良と知ると様子を見に行ったり、休みの日でも仕事に関する連絡をしていた事で調子を崩し、最終的に辞職してしまいました。
ライフワークバランスが崩れるほど働いてしまうと
体調を崩します
プレッシャーの増大
真面目な人は、自分に対して高い期待を持ち、それに応えようとするため、常にプレッシャーを感じます。利用者や同僚からの期待に応えようと必死になってしまう人は注意が必要です。就職して2年ほど立つと、リーダー的な役割を担うことが多くなりなす。そんな中で、何とか頑張るのですが、周囲の期待や責任感に押しつぶされてしまう人もいます。また、利用者さんの状態が悪化したときに、自分の責任だと感じ、なんとか改善しようと努力しすぎて、疲れてしまう人もいました。その様なプレッシャーが持続し、仕事に対する意欲が低下する事が、辞職を考える原因となります。
仕事が出来る人ほど求められることが多くなるので
注意が必要です
職場での孤立
真面目すぎると、周囲から理解されず、逆に孤立してしまうことがあります。他のスタッフが気楽に対応している場面でも、自分だけが真剣に取り組んでしまい、結果的に孤立してしまう人もいました。スタッフ同士で支援方法を共有しながら進める必要がありますが、自身の思いを優先してしまい孤立していると感じる人もいます。日々の支援で正解がない事も多く、自身の考えが絶対正しい、と考えている人ほど、周りとの考えの違いに悩んでしまいます。そして周囲にサポートを求めることが難しくなり、職場でのストレスが増大して退職に繋がります。
真面目に働きすぎると視野が狭くなってしまい
周囲と孤立してしまいます
モチベーションの低下
利用者さんの状態が改善しないと、努力が報われないと感じて辞職につながる事もあります。色々考えながら支援しても、思い通りにいかなかったり、どれだけ努力しても利用者さんの生活が大きく改善されないことはあります。その様な事が続くとやりがいや達成感を感じにくくなり、仕事に対するモチベーションが低下して退職する人もいました。
障害のあるなしに関わらず、人はそう簡単には変わりません
真面目すぎると、成果を出さないと、と考えすぎてしんどくなる様です
どの職種でも同じだけど
程よい距離感で働くのが良さそうだね
職場環境の問題
働く環境も辞める理由として大きいです
職場環境が合わないことも、障害者福祉の仕事を辞める大きな理由の一つです。職場環境の問題は多岐にわたり、以下のような要因が含まれます。
人間関係の問題
職場の人間関係が良くない場合、それがストレスになり仕事を辞める人もいました。上司が一方的な指示を出してきたり同僚とのコミュニケーションもぎこちないと、チームワークがうまくいかず仕事の質や効率が低下してしまいます。仕事自体は楽しくても、このような環境では、精神的な負担が増し、長期間続けることが難しくなります。
尊敬できる人と働きたいですよね
労働条件の過酷さ
労働条件が厳しい場合も辞める理由になります。長時間労働が常態化し、休憩時間もほとんど取れず、常に疲労が蓄積すると、働くことが難しくなります。利用者さんのために、との思いが強いがゆえに長時間労働になってしまう人もいました。適切な休憩や休暇が取れない状況が続くと、体調を崩しやすくなり、辞職を考えざるを得なくなりますよね。
人手不足の職場で働いてしまうと
負担が押し寄せてくるので注意が必要です
利用者さんとの関係が合わない
人と人との仕事なので、利用者さんとも合う、合わないはあります。言葉が通じにくく、コミュニケーションが困難な方や、自身の思いを伝えるために暴力的な行動を取る方など色々な方がいます。異性との距離感が近くなりすぎる方もいて、その事がストレスで退職した職員もいました。また、利用者さんの家族が過度に要求をしてくる場合もあり、その対応がストレスに感じて退職のきっかけになった人もいます。
合わない利用者さんとはしょうがない、と
諦めたり周囲のサポートがあって続けている人もいます
報酬や待遇に不満
報酬や待遇に対する不満も、職場環境の問題として挙げられます。福祉の仕事はやりがいがありますが、報酬がそれに見合わないと感じる人も多く、もっと給料が高い職場に転職する人もいます。昇進の機会も限られている場合もあり、役職に対する手当に不満があると漏らす人もいました。報酬や待遇に対する不満が辞職の大きな理由となることは間違いありません。
施設によっても報酬や待遇は大きく異なります
まとめ
障害者福祉の仕事に興味がある方にとって、辞める人の特徴を事前に知ることは大切です。これらの特徴を理解し、対策を講じることで、長く続けられる環境を整えることができます。
この記事を通じて、障害者福祉の仕事に興味がある方が、事前に辞める人の特徴を知り、適切な対策を講じることで、長く続けられる環境を整える一助となれば幸いです。障害者福祉の仕事はやりがいがあり、楽しい仕事です。
もしこの記事を読んで、さらに詳しく障害者福祉の仕事について知りたいと思った方は、ぜひ一度施設の見学に行ってみてください。現場の雰囲気を実際に感じ、自分に合った環境かどうかを確認することが重要です。福祉の専門家に相談することで、具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。ぜひ、一緒に働きましょう!